■第二弾ゲストとスケジュール
8/28 20:00〜
岡啓輔(おか けいすけ)
建築家。1965年九州柳川生まれ、一級建築士、高山建築学校管理、蟻鱒鳶ル建設中。ウイークポイントは、心臓、色覚、読書。1995年から2003年まで「岡画郎」を運営。2005年、蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)着工。2018年、筑摩書房から「バベる!自力でビルを建てる男」を出版。2019年「のせでんアートライン2019」に参加。2020年から、美学校(神保町)にて秋山と「建築大爆発」という講座を受け持っている。
夏堀陽一(なつほり よういち)
1979年東京生まれ。法政大学大学院建築学科修了。2003年から高山建築学校に参加。在学中から家業の設計事務所で設計業務を開始、案件によって施工も担当する。2015年、台東区の「大塚ビル」は材料を買わないルールで改修し、イベント「ピエレットの婚礼」vol.1と3を主催。2018年、美術集団ヒスロムの個展「仮設する人」の会場設営。2019年、「茶人の家」の伝統工法の現場作業員。2020年、岐阜美術館AAICの「キュウブ」を設計施工解体。2021年から現在、三田で「アリマストンビル」の現場作業員として関わる。今回の秋山の個展には「街路樹のプロジェクト」で関わっている。
(モデレーター・ウチダリナ)
9/2 20:00〜
田中元子(たなか もとこ)
1975年茨城県生まれ。株式会社グランドレベル代表取締役。独学で建築を学び、2004年大西正紀と共にクリエイティブユニットmosaki (モサキ) を共同設立。建築やデザインなどの専門分野と一般の人々とをつなぐことをモットーに、建築コミュニケーター・ライターとして、主にメディアやプロジェクトづくりを行う。2010年よりワークショップ「けんちく体操」に参加。同活動で2013年日本建築学会教育賞 (教育貢献) を受賞。2014年建築タブロイドマガジン『awesome!』を創刊。同年より都市部の遊休地にキャンプ場を出現させる「アーバンキャンプ」を各地に展開。2015年よりパーソナル屋台の活動を開始。2016年株式会社グランドレベルを設立。2018年市民の能動性を最大限に高める1階づくりとして「喫茶ランドリー」をオープンし、グッドデザイン特別賞グッドフォーカス[地域社会デザイン]賞、リノベーションオブザイヤー無差別級部門最優秀賞を受賞。著書に『マイパブリックとグランドレベル』(晶文社, 2017年)、『建築家が建てた妻と娘のしあわせな家』(エクスナレッジ, 2014年) など。
(モデレーター・西田編集長)
9/3 20:00〜
石榑督和(いしぐれ まさかず)
1986年岐阜生まれ。都市史学者、建築史家。2009年明治大学理工学部建築学科卒業。2014年同大学院理工学研究科博士課程修了、博士号(工学)取得。明治大学理工学部助教、東京理科大学工学部建築学科助教を経て、現在、関西学院大学建築学部建築学科准教授。鉄道ターミナル周辺の都市史をテーマに、闇市、マーケット、民衆駅などの研究に取り組む。著書に『戦後東京と闇市 新宿・池袋・渋谷の形成過程と都市組織』(鹿島出版会, 2016年)、共著に『盛り場はヤミ市から生まれた・増補版』(青弓社, 2016年)など。2015年日本建築学会奨励賞。
9/4 20:00〜
長谷川香(はせがわ かおり)
1985年東京都生まれ。2008年東京大学工学部建築学科卒業。2018年同大学院博士課程修了、博士号(工学)取得。一級建築士。文化庁国立近現代建築資料館研究補佐員、東京藝術大学美術部建築科教育研究助手、東京理科大学理工学部建築学科助教を経て、現在、東京藝術大学美術学部建築科講師。著書に『近代天皇制と東京』(東京大学出版会, 2020年)、共著に『明治神宮以前・以後』(鹿島出版会, 2015年)、翻訳書 (分担) に『近代建築理論全史 1673-1968』(H.F.マルグレイヴ著, 加藤耕一監訳, 丸善出版, 2016年) など。第27回前田工学賞受賞 (2020年)。